旅たちの日に
2017年2月6日
高校時代の陸上部の仲間が葉山に遊びにきてくれた。
初日は海。 次の日は、山。
友人に子供たちはべったり。 とてもよく遊んだ。
美しい夕日を一緒に見ることができた。
我が家にある古い電子ピアノ。 彼女が興味を示した。
あ!!ふと蘇る記憶。。。
そういや。 昔、ピアノ弾いてくれたよね!?
しずかな体育館で、たまたま。 わたしと、あなたと。 ピアノがあるシチュエーションで。
あなたがピアノを弾けることもしらなかったけど。
私が 『旅たちの日に』を 弾いてほしいと言ってみたら、 あなたは、ほんとに、弾いてくれた。
少し恥ずかしかったけど、 私は、あなたのピアノに合わせて歌った。
偶々、あんな穏やかな時間が訪れた。
あの一瞬の記憶がよみがえり。 私は、また、あの曲 弾いて!と頼んでみた。
あなたは、そんなこと、あったかな。。!?という顔を 一瞬したけど、 あああああ、となんとなく思い出してた。
そしたら、 もう忘れたよーと言いながらも、手が覚えているようで。
楽譜もないのに。 また弾いてくれた。
私は、また歌った。
歌詞を覚えている、みどりがすごいと彼女はいい。
手が覚えている、と、弾けるあなたが数百倍すごいと私は言った。
高校時代は、走ることと、学校の勉強だけで、 いっぱいいっぱいの余裕のない毎日という記憶だけども 出会った大切な人たちとの、 暖かい時間は、 写真のように一枚の風景にして 心のどこかに大切にしまってあるもので、 ふと出てくるもんなんだなあ。。。
記憶って不思議。
今度は歌詞をしっかり覚えておくから。 伴奏、しっかりお願いね。 そういやもうすぐ卒業シーズン。 この春のランは 『旅たちの日に』を心に流して さくらの中を 走ろうっと。
『旅たちの日に』 作詞 小嶋登 作曲 坂本浩美 唄 合唱
https://www.youtube.com/watch?v=U7fRUcKX8Pk
0コメント