昭和の森 千葉旅② 丸太を飛び越え、その先に。

千葉旅②

リソル生命の森 を出て。次にどこにいくか。


せっかく

こんな遠くに来たのならば。

私には行きたいところがあった。


土気! 昭和の森。 土気 とかいて、とけ と読む。


高校時代。私にとって一番思い出深いレースがあった場所。

レースといえば、どれも苦しいものだったけど。

ここでのレースだけは。唯一。めちゃくちゃ楽しかった。


そのレースとは。。

クロスカントリー。


3キロくらいのレース中に。

丸太をまたいで走るシーンがあって。


レースに丸太!?


衝撃だった。。

まっすぐ走る以外、陸上競技のレースでは許されないと思っていのに。

丸太を、飛び越えるなんて、、、ふ、ふ、ふ、ふざけてる!!


走るとは できるだけ

まっすぐ

速く

力いっぱい

走るもんだと思い込んでいたのに。

丸太、飛ぶって、どういうことーーーーーー!!


真面目に走り続けてきた高校3年間で

唯一 ふざけたようなレースの思い出。


高校卒業後も、このレースのことが忘れられずに。

度々この昭和の森公園に出向いた。

自分でもなんで。ここにこんな惹かれているのかさっぱりわからなかったのだけど。

ここに来たら心が踊るのだ。。



今、思うと。

あの、丸太だ。


丸太を飛び越えるふざけた走り。

辛く苦しい走ることに

もっともっと自由な世界があることを私は知りたかったのだと思う。




子供達はレンタサイクル。

コースを回り。

私はその横で、しみじみ丸太に思いを馳せながら

たらたら走った。


お腹いっぱいこの公園を、自由 に走り回ることができて。


やっとこの地に抱いていた未練がなくなりました。



☆ここがスタート場所だったかなー。 本当に楽しかった。


☆子供達はレンタサイクル  

長女は父親とペアでスイスイと行ってしまった。

補助輪なしに初めて挑戦して、いつの間にか乗れるようになっていた。

自転車、一人で。乗れるようになったあの表情。目は輝き喜びと自信に満ちていた。


次女と私はガタガタする自転車でガタガタとコースを回った。

小さい子用には補助輪付きの自転車のみ。あまり使う人がいないのか、錆び付いて動きが悪い。

一漕ぎするのにかなり筋力がいる。

私も交代して乗ったのだけど、どの自転車よりも力がいる自転車だったかも。。


大人も子供も。よく頑張って動いたと思う。

たくましく一人で山も谷も乗り越えた。


走りたくもなる。

どんぐりの絨毯。

すごいどんぐり。

がんばれー。

今でも開催されてる。 冬のクロカンレース。特別な思い出。丸太のレース。

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