南仏プロバンス リュベロン地方 パート1

今日も後少し。


今日は私にとって感謝の日。


ありがとうございました。


もうちょい起きていたいので、ブログの続きを。。

リュベロン地方の旅の思い出に、

浸ろうかしら。。。


これまでの旅で、

また行きたい場所。と、聞かれたら、

ここを答えます。


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2009年10月


ぼんじゅ。 今日は雨です。

いっそう冷えます。。


いよいよ外に出るのが億劫になってきました。。


 でもにんぷっぷの私は、体を動かさないと、風船のごとく膨らんでいくので頑張って動かなければなりません。。。


しかしながら既にだいぶ,全体的に膨らんでいます。。 


さて旅行記の続きを。 


シャモニから車で5時間ほど。。。


アルプス山脈よ、さようなら~ 


5時間のドライブはひたすら長かった。。 


肌寒いシャモニから、徐々に南国へ。。。


ババシャツからセーターまでしっかり着こんでいた私は汗がじわじわ、そのうちぼとぼと。。。


たまらなくなって途中でズボンをまくりあげ、ペットボトルを額にあて到着をひたすら待つ。。。


 『南仏 プロバンスの旅』 


プロバンスといえば、、、


太陽の国! 


自然に恵まれ、人々は自然とともに豊かに暮らしてる。。と、いうイメージ。 


有名な町はマルセイユ、アルル、アビニョンなどですが、

私たちの目的地は『リュベロン地方』 


地球の歩き方によると、

 “フランスの田舎、そこにあるのは大都市とは無縁の、大自然に包まれたのどかな生活”と。


 では、その長閑な生活をちらっと拝見させていたきたいと。


 現在ノリノリの“ロクシタン”もプロバンスの生活を提案しているといいます。


いったいどんな生活なのでしょうか?! 


この地方に泊まるには、ホテルというより、B&B(ベッド&ブレイクファスト付き)が多いようです。

 私たちも数あるB&Bから、どれがいいのか、、、悩んでも違いが分からないので適当に選びました。

 二人で二泊で160ユーロ。


リュベロン地方にやっと到着~! 


緑がだんだん深まります。。


これは、相当田舎です。。。


りんごの木。ワイン栽培。とうもろこし畑~。 


それらを販売している小さな八百屋をいくつか見かけました。


産地直売。絶対美味しいと思う! 


気づけばふわっといい匂い。

ラベンダーの匂いだ!!


さっそくプロバンス癒しのパワーを感じさせられました。


 さて、我らの宿は。。。


車にはいちよナビついてますが、宿の住所を入れても「そんな道、ない!」って反応、、

こういったドがつく田舎は初心者には結構厳しいかも。。


暗くなったら、街灯なさそうだし、、、 今夜は野宿?!と不安なところ、、、

お回りさんが通りかかって何とか助けてもらえました。


こういう場所に旅行する時は、暗くなる前に!が鉄則のようです。 


やっと我が宿屋に到着~!

こんな細い道、お回りさんに教えてもらえなければ絶対分からない! 


わぁ。素敵なお家!!


プロバンス色、黄色の壁! 

そしてここにもラベンダーがそよそよ。 



 ではさっそくチェックインを。。


 ご主人を見つけ、


夫がさっそく 「チェックインできます?」と尋ねると。 


ご主人、いきなり手を出してきて、


「ようこそ!!!」 と。



 あわわ、そっか。握手か。。


私たち、歓迎されてるんだ。。。。 


ホテルだと、まずはチェックイン。


でもここでは、まず握手。


これもプロバンス風かしらん。 


奥様登場。


「お部屋、シャワー付きか、バスタブ付きかどっちがいい?両方見せるから選んで」 と、


奥様に着いていく。


見せていただいた二部屋は、


一つは壁が水色。もう一つは黄色とオレンジ。


 どちらも統一感のあるセンス溢れるお部屋でした。


選んだのは、黄色とオレンジのお部屋。 




☆ 澄み渡る空に生える黄色の家。 


 こちらのお部屋名は“ヴァンゴッホ”。


優しい色使い。。

うっとり。飾ってある絵たちが、この部屋をひきたててる。


なんだか 赤毛のアンになったような気分。。


 お風呂。これまた黄色です~。

太陽とひまわりが弾けたって感じ! 

特に高価なものを置いているわけじゃない。

百均で頑張って探したらあるかもしれない小物達。

でもそれがセンス一つでこの部屋になくてはならないアイテムになっています。

 「朝食は8時以降、何時でもいいわよ。」と奥様が。 

これといって厳しいルールはないのね。 

さて。楽しみの時間。朝の陽射しの下、お庭を眺めながらの朝食。



テーブルには美味しそうなクロワッサン、バゲットなど盛りだくさん。


 ジャムなんて、全部手作り!!!


イチゴ、ブルーベリー、杏、キゥイ、マーマレード、、、、


どれも試してみたいという欲望が抑えられなかった。。


 ヨーグルトもまた美味。カスピ海ヨーグルトみたいな手作り感たっぷりのもの。

そこらのスーパーで簡単に手に入るものでない!!  と、なんでもそう感じる。この場所では。


そしてテーブルを彩るのは地元の果物達。

プルーンをお一ついただきました。

ジューシー!!これぞ太陽の味!! 


これらをセルフサービスでいただきます。


飲み物は何でも作っていただけます。

私はホットミルク。 


朝、散歩をしている時に発見したのですが、朝食の盛りだくさんのパン。

ご主人が毎朝、町まで買いにいってくれてるものなんです!! 

このパン焼きたて!!

と、ご主人が主張するわけでなく。。

隠れた努力。。

これぞ“おもてなしの心〟

 私たち以外のお客様も何組か。

朝食をとりながら、ご主人と話したり、新聞を読んだり、日光浴をしたり。。

みな、くつろいでます。


恐らく何日か、ここでゆっくりとバカンスするのでしょう。


こういうところで過ごすと心も体も絶対元気満タンになる! 


 ☆ご主人が毎朝、手入れをします。


 夜は天のくっきりと見えました。


流れ星もいくつも見ました。


 夫はしきりに、 プロバンスの太陽はスゥイートだ!と絶賛。 スゥイート・・・ 

まぁその表現。なんとなく分かる気がする。 


自然の恩恵に感謝して共存する。

お金をかけなくても贅沢に豊かに生活を彩る技。 

真似したくても簡単にはできませんが、多くを学んだような気がします。


 名残惜しいチェックアウト。


親戚のうちに遊びに来たような感覚になっていたので、なんでか部屋中を掃除してしまいました。。笑 


帰り、ご夫婦手作りのラベンダーハーブをお土産に沢山いただきました。 

さっそく家中をラベンダーの香りでいっぱいにしよう!! 


そして、最後はやっぱり、

“ありがとう”の握手でさようなら。


 http://www.masdestonge.com/ 『Le Mas Destonge』


 ☆朝日を浴びて。

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