学生アスリート らせん流体験談
4年間、何度も怪我をする上で色々試してきましたが、なかなか上手くいきませんでした。でもここ3ヶ月は痛みなく、また4年間で1番いい走りができたと思うので、なぜそれができたかを共有させていただければと思います)
⚫︎怪我と向き合いまた走れるようになった今怪我と向き合う上で、大事にしてることはありますか?
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怪我を向き合う上で大切にしたことは、違和感を感じたらそれを無視せず受け止めるということです。例えば、前に進みにくい、右足が前に出にくいなど、力不足なのではなくて身体がだしているサインだと思って、なぜ違和感があるのかを突き止めるようにしました。
⚫︎私が一緒にトレーニングしたのは二回ほど、わずかな時間ではありましたが、体との向き合い方で。参考になったことや、取り入れてることはありますか?
→みどりさんとお話しして改めて、股関節を含む関節の動きが怪我をしないためにとても大切だということを学びました。ここ3年間くらいずっと右の膝とつま先が外に向いていたのですが、それは脚に問題があったのではなく股関節に問題がありました。股関節を回したりしていると、関節がズレている時があったということを最近気づきました。そのズレをなくすことによってどこも違和感なくスムーズに走ることができました。
⚫︎メンタルの面での変化したことはありましたか?
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最近の3ヶ月で走れるようになった理由の一つとして、メンタル面も大きくあると思います。今までは上手く走れない自分を責めて無理矢理走ろうとしていました。でも、みどりさんとお話ししてから頑張らないことを頑張らないといけないということに気付かされました。違和感があるのはどこかしらに異常があるので、それをしっかり受けとめて、身体を労わってあげるようにしました。そうすることで、心も身体も上手くコントロールできたと思います。
高校の怪我の時から考えると、本当に悩み違和感を感じず走れたことが5年間くらい全くない日が続きました。私はこの正しい体との向き合い方について気づいたのが遅すぎたと思います。また、最近卒論を書き終えたのですが、卒論を作成する上でたくさん論文を読み様々な知識を得ました。今まで知らなかったことや、間違えて認識していたこともあったということを考えさせられました。
正直、あの時無理しなければ良かったと思うことはいくつもあります。でも、過去のことは変えられないので、この自分の経験が他の誰かの役に立てばいいなと思っています。
長くなりすみません。完全復活とはいきませんでしたが、最後に違和感なく全力で走れるところまで持って来れたことは、貴重な体験談だと思います。
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